「使って良かった、病児保育」利用者が語る3つの気づき。

病児病後児保育の利用経験のあるママを探していた時に知った利用者さんの素敵な体験をご紹介します。今回ご紹介するママは、富山県外出身のまりこママ。頼れる親族が身近にいないこともあり、子どもの発熱=ママが仕事を休む、が当たり前の日々…。

そんな中、思い切って利用した病児病後児保育がきっかけに思いもよらぬ出来事が!


ママprofile
まりこママさん(仮称)
砺波市在住。
夫と子ども1人の3人暮らし。県外出身で転勤がきっかけで富山に移住。


近くに病児保育がない!?

前述の通り、県外出身で頼れる親族が身近にいないまりこママ。つまりは子どもの発熱=仕事には行けないというのが家族の中の暗黙のルールと化していたそう。そんなある日、病児病後児保育は「利用したい日の前日までに診断書が揃っていて、予約が取れさえすれば利用できる」という手軽さを知って、病児病後児保育を利用してみることに。

しかし、調べてみても、砺波市の病児保育の情報が見当たりません。砺波市には病児保育がないのか…そう思って、一番近いだろう高岡ふしき病院の「おひさま」を利用することにしたそうです。
これがものすごく遠い!片道1時間近くの距離を往復したのは、「大変だ!」の印象が強く残ったようです。

ちなみに、砺波市では「ちゅうりっぷ保育園」が病後児保育には対応しています。
病後児のみで、病児には対応をしていません。

病児病後児保育によって生まれたママとコドモの心の変化

頼れる先が少ないまりこママにとって、病児病後児保育の選択肢が拡がったことは、すごく大きな変化だったそうです。「いざ」というときに対応できる手段があることで、心に少し余裕が生まれたそうです。

また、変化があったのはママだけではありませんでした。施設を利用する前日まで発熱で数日間家にこもりっきりだった長女にとっても、病児保育に行けることは楽しみの一つになったそうです。
普段の保育園とは異なる環境でDVDを見たり、ぬり絵をしたりと安静にしながらも遊びを満喫できた様子だったと教えてくれました。

ママの行動を見て、パパが気づいてくれたこと

今回、まりこママが病児保育を利用したことでの一番大きな変化はパパにありました。

それまで看病はママが担当するスタイルでしたが、今回の件でパパが「ママは仕事を休めるもの」と軽視していたことに気づいたそうです。仕事の大小にかかわらず、仕事には穴を空けられないということ、働くことでつきまとう責任感は働く人みんなに等しく存在していることを再認識。

なんと、そのあとパパが看病のために有給を取ってくれるようになったそうです。

家族のために一生懸命働いているパパに「仕事休んで看病してほしい」とはママの目線から見ればなかなか言い出しにくいもの。その点、パパ自身が自ら気づいて、行動に移してくれるというのは、どんな言葉をかけられるよりも心強いと感じるエピソードでした。

※ワーママナレッジの記事はあくまでも一例です。このやり方が必ずしもうまくいくとは限りません。ただ、先輩ママの成功事例を知ることで、手段や選択肢が増え、ワーママの悩みが少しでも早く解消されることを願っています。
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mamaskyドイ

未就学児ママのための情報サイトmamaskyの代表を務めるメガネ女子。やりたい事は全部やりたい!楽しいことが大好きな典型的なO型。一人娘を溺愛している。

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