美容業界で生きる!先輩ワーママ

ワーママProfile

Reset Ai オーナー 堀 敦子さん(射水市在住)
美容業界での会社員時代から出産退職、時短勤務での復帰を経て、開業。現在は自らの経験を活かしながら、子育て中のママスタッフを雇用しながらサロンを運営するワーママオーナー。

美容の仕事のReスタート

独身時代から美容関連の仕事に携わり、30歳手前で憧れの美容師になった堀さん。
大手サロン、個人サロンでの勤務を経験した後、結婚・出産を機に退職します。しかし、育児に専念しながらも、「美容の仕事に携わっていたい」という想いは持ち続けていました。
そんなある日、1度目のチャンスが訪れます。友人が勤務する美容院へ行った際、偶然、以前取引のあった美容ディーラーのAさん(仮称)と再会。「老人ホームでのヘアカットの仕事をしないか」と話を持ち掛けられたのです。
聞くと、月2回ほどの“超”時短勤務。「子どもが生後10か月でも、これならできるかも!」と、すぐにこの誘いを承諾します。こうして、久しぶりに美容の仕事に就いたのです。

もっとこの道を追求したい。

少しずつ仕事と育児の両立にも慣れ、月の1/3くらいは仕事ができるようになった頃、お子さんの保育所への入所が決まります。すると、仕事の日でも午後は時間が空き、どこか物足りなさを感じるように。
この時初めて「もっと頑張りたい。もっとできることがあるはず!」そんな想いが、堀さんの心の奥から湧き上がってきたのです。
「何かしよう!」
そう強く心に誓ったとき、2度目のチャンス、新たなる“再会”が。なんと、以前勤務していた美容院のオーナーから復職のオファーがきたのです!しかも育児に支障のないように、できる限り希望に応じるとの嬉しい言葉。
しかし、今回ばかりは慎重に考えました。なぜなら、「子どものこと」は最優先だけれど、働くことへの「責任」、決して自分本位な無責任な仕事はしたくないという思いがあったからです。
「今自分自身ができること、持っている資格を活かして楽しめるものって何だろう。」…何日か悩み続け、堀さんは”鋏(はさみ)を置く”という苦渋の決断をしました。そして、「きっと路は開ける!」そう信じて新たな歩みを進めるのです。
育児や家族との時間も大切にしたいから自分で時間をコントロールできることって…?
「そうだ、自分のサロンを作ろう」

サロン開業へ!

まずは出来る範囲から、とアパートの一室でダイエットを主体とした「ビューティー&スリムAi」を開業。
その後も色んなメニューを取り入れながら、本当にしたいことを見つめ、勉強の日々。
そうして数年が経ち、育児も少し落ち着きはじめたことを機に、「Reset Ai」として移転することを決心します。店舗は以前よりも広く、内装にもこだわりました。まるでカフェのような可愛い空間にしたのは、幅広い世代の女性に、日常の慌ただしさから抜け出して心からリラックスしてもらいたいとの想いからでした。メニュー内容も、「リンパトリートメント」を中心とした“究極の癒し”を追求したものに一新しました。
「美容の仕事が好き」その一心で走り続け、未だ勉強を続ける堀さん。最近も国際ライセンスCIBTACを取得するために県外の学校へ通い、資格を習得。
「次の目標は?」と尋ねると、「う〜ん、独立支援なんて言うとまだまだ先な気がしちゃうけど、以前の私のように美容の仕事に就きたいけど踏みとどまって、悩んでいる人たちが一歩踏み出すきっかけとしてResetAiの場所が提供できたら…。美容の仕事の面白さや魅力を共感できたらいいなぁって思ってます。」と笑顔で話していました。

走り続けられる理由。

乳児の頃に比べれば育児は落ち着いたと話すものの、子どもはいくつになっても手がかかるもの。今でも葛藤すること、不安なことは尽きないといいます。それでも頑張り続けられるのには、ある一つの強い思いが。
「一人娘のために、私が残せるものはお金でも兄弟でもなく“働く親の姿”。“自分の脚で立って、自ら人生を選択していく力”です。だからこそ、娘が何かしたいと言えば、それを応援してあげられる環境と度胸を持っていたい」。
そう語る堀さんの表情は、キラキラ輝いていました。同じ時間を過ごしているこちらまで、“頑張ろう”と勇気づけられるパワーに満ちていました。

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mamaskyドイ

mamaskyドイ

富山の未就学児ママのための情報サイトmamaskyの代表を務めるメガネ女子。現在、小1の壁にぶち当たり中。最近のマイブームは「よもぎ蒸し」。